バイス ロータリーソレノイドを駆動させるには、動作角度を規定するストッパを設け、通電方向を切り換える必要があります。 なお、ご使用に際しては下記の点にご留意ください。
1.外部ストッパ
バイス ロータリーソレノイド本体には、一部機種を除きストッパが内蔵されておりません。したがって動作角度を機械的に規定するストッパを設けてください。
この場合ストッパには、ゴム等の緩衝材を使用してください。金属どうしのストッパは、衝撃が強く故障の原因になりますので、避けてください。
【外部ストッパ設置方法】
①納入時(ストッパがついていない状態)では、マグネットとシャフトDカットの位置関係は下記図A)もしくは、B)の状態で安定して(磁力がつりあって)います。
②ご使用いただく際は、シャフトDカットの位置関係を納入時の安定状態からずらし、外部ストッパを設置します。外部ストッパの設定基準となる振り分け中心点を示す基準点が、製品外形寸法図にしめす0°になります。
弊社では振り分け中心点を基準として±45°以内(動作角度90°以内)を動作実用範囲と定めております。外部ストッパは、その範囲内に設置してください。
バイス ロータリーソレノイドを駆動させるには通電の切り換えが必要です。図-2は代表的な駆動回路図です。なおソレノイド関連商品として、駆動回路基板も用意しております。