第86回応用物理学会秋季学術講演会(9月7日~10日)において、ポスター講演を発表しました

2025.10.22
当社は、本年9月7日(日曜日)から10日(水曜日)に開催されました第86回応用物理学会秋季学術講演会において、「III-V 化合物半導体多接合太陽電池用のフォトルミネセンス同時スキャン技術とインライン検査」( No. 8p-P05-2 )と題するポスター講演を発表しましたので、お知らせします。



当社では、新規開発事業領域として次世代太陽電池用の評価技術の開発を行っており、今回の研究発表はその一環として、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) の委託業務(JPNP20015)のなかで、東京大学と共同で研究を行った成果を発表したものです。



発表した内容は、3接合太陽電池のサブセルで生じるそれぞれのPLを3層同時にスキャンする技術と、装置化した条件下での実サンプルを用いた評価結果を取りまとめたものです。

励起光の放射照度に対する指数的な輝度変化とサブセルのpn接合との関連性、ELOプロセスに対する歩留まり改善へのアクション、その他の次世代タンデム型太陽電池への応用性について、当日の会場にて議論を行いました。






公益社団法人応用物理学会

 第86回応用物理学会秋季学術講演会Webサイト

https://meeting.jsap.or.jp/

 

古川晶一,樗木悠亮,宮下直也,岡田至崇:「Ⅲ-Ⅴ化合物半導体多接合太陽電池用のフォトルミネセンス同時スキャン技術とインライン検査」, 2025年(令和7年)第86回応用物理学会秋季学術講演会

講演予稿集 8p-P05-2 (2025).