微小荷重変位計測機 TST

製品紹介

「微小荷重変位計測機」TSTシリーズは、微小な変位を高精度に計測する装置です。 先端子を計測対象に押し当て、その沈み量と印加される力を同時に測定することで、デバイスや部材の物理特性を詳細に評価します。

微小荷重変位計測機 TSTシリーズ グラフ表示

特長

応力・変位・抵抗値の同時測定を実現: 複数の物理量を一度に計測できるため、効率的な評価が可能です。

ミクロン単位の精密な変位計測が可能で極めて微細な動きを捉えます。

応力分解能 :0.0001 N

変位分解能 :0.1 μm

誤差 :100umあたり約0.5μm

リアルタイム表示&動画保存: 測定結果はソフトウェア画面上でグラフ表示され、印加部の顕微鏡画像と合わせて、リアルタイムにその変化を確認・動画保存できます。

ZOOM鏡筒による観察自由度の向上: 詳細な観察を可能にし、測定中の状態をより深く理解できます。

用途

本装置は、研究開発におけるデバイスや部材の物理特性評価、および耐久試験や連続測定評価に最適な製品です。

主な計測対象例:

プローブ

カンチレバー

ピエゾアクチュエータ

マイクロスプリング

ゴム

お客様の個別の研究開発課題や独自の測定要件に合わせた柔軟なカスタマイズが可能です。